2019年にデビュー40年を迎える長渕剛の「英二」(1999年)以来20年ぶりとなる映画主演作。人情に厚く、大工の腕は神技的な棟梁・川崎信吾。年ごろの娘としっかり者の女房と幸せに暮らす川崎だが、好みの女性にはどうしても弱い。現場で仕事に励む川崎の前を通りかかったのが、保険会社の営業ウーマン・池田芽衣だった。芽衣は1人息子の龍生とともに暮らすシングルマザーで、川崎は父親を知らずに育った龍生のことが気になっていた。そんな龍生を「俺が男にしてやる!」と、半ば強引に触れ合おうとする川崎と龍生の男同士の距離は次第に近くなっていく。そして、芽衣と龍生のために家を作ろうと思い立った川崎の前に、龍生の父親と名乗る男が現れ……。やんちゃで熱いが、どこか憎めない主人公・川崎役を長渕が演じる。監督は「TRASH トラッシュ」「アラグレ」の権野元。。奈良の大財閥、大道寺欣造(原田芳雄)の元に一通の脅迫状が届いた。その文面は娘の智子(墨田ユキ)が、慕い寄る男たちを不幸にする「女王蜂」だと決めつけ中傷する悪質なもの。まるで智子の見合いを妨害する意図が感じられる。大道寺家の金庫番・神尾秀子(沢田亜矢子)は、探偵の金田一耕助(古谷一行)にこの事件の調査を依頼した。しばらくして、智子の見合いが始まる。花婿候補3人のうち三宅嘉文(清水冠助)と駒井泰次郎(藤原考一)がまずその席に呼ばれたが、欣造の意にそわない。それもそのはず、欣造は後妻の連れ子である智子を、少女のころに犯した過去があったのだ。やがて、三宅と駒井の2人が次々に殺害される。奈良県警の亀山警部(名古屋章)は、もう一人の花婿候補・遊佐三郎(嵯峨周平)が大道寺家の莫大な資産を独り占めするために殺害したのではないかと調べ始めた。しかし、その遊佐も何者かに...。